エンゼルスがレンジャーズに粘り負け 大谷追撃の21号2ランも届かず

【エンゼルス3-6レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

地区首位レンジャーズ相手に3連勝を狙ったエンゼルスだったが、打線が8回まで散発5安打1得点と沈黙すると、1対1の同点で迎えた7回裏に2本のホームランで3点を奪われる苦しい展開に。8回裏にも追加点を許し3対6でレンジャーズに敗れ、連勝は3でストップした。レンジャーズ3番手のジョシュ・スボーツが3勝目(2敗)をマークし、エンゼルス2番手のジミー・ハーゲットに3敗目(1勝)が記録されている。

3回表にアンソニー・レンドンのタイムリー二塁打で先制したエンゼルスだったが、直後レオディ・タベラスに6号ソロを浴びて同点を許した。それでも先発のリード・デトマーズは6回8奪三振1失点の好投を見せたものの、早々に先発アンドリュー・ヒーニーを諦めたレンジャーズの継投策の前に打線がふるわなかった。

すると、このカード我慢の投球を続けていたエンゼルスのリリーフ陣がついに得点数メジャートップのレンジャーズ打線につかまってしまう。7回裏、この回から登板したハーゲットがマーカス・セミエンに勝ち越しの10号2ランを許すと、コリー・シーガーにも9号ソロを浴びて3点のリードを許してしまった。エンゼルスはさらに8回裏にも守備のミスなどが絡み2失点で万事休す。ショートを守るザック・ネトが左脇腹のけいれんを訴え2回で交代したことも響いた。

エンゼルスの大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場し、四球、見逃し三振、レフト前ヒット、セカンドゴロ、センターへの21号2ランで4打数2安打1四球2打点とこの日も活躍。チームの勝利にはつながらなかったものの、9回表に追撃の2ランホームランと意地を見せた。これで今季の成績は打率.299、21本塁打、52打点、OPS.987と絶好調。本塁打リーグ1位、打点リーグ5位、OPSリーグ2位と自身初の打撃タイトル獲得も視野に入る活躍を見せている。

The post エンゼルスがレンジャーズに粘り負け 大谷追撃の21号2ランも届かず first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.