北~西日本 6月末にかけて高温続く 農作物や体調管理に注意を 気象庁1か月予報

  

 気象庁は15日(木)、向こう1か月(6/17~7/16)の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすいため、気温は北・東・西日本で高く、沖縄・奄美で平年並みか高い見込み。特に、北・東・西日本は、6月末にかけて気温がかなり高い所が多くなりそうだ。降水量・日照時間は、全国的にほぼ平年並みの見通し。

高温に関する早期天候情報

  東北、東日本、近畿、中国地方は向こう2週間、暖かい空気に覆われやすいため気温の高い日が多い見込み。特に、21日(水)ごろからの5日間ほどはかなり高くなる日がありそうだ。このため、気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物や家畜の管理等に注意するよう呼びかけている。熱中症対策など、健康管理にも注意が必要だ。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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