広島サミット期間中 マイカー自粛「目標の交通量半減を達成」 広島県警

G7広島サミットの期間中は、広島市中心部などでマイカー利用の自粛が呼びかけられましたが、県警は、目標としていた50%削減を達成したと発表しました。

先月、開催されたサミットでは、要人の移動に合わせて広島県内の高速道路や市内中心部の一般道で大規模な交通規制が行なわれました。

県警は、マイカー利用自粛などを呼びかけていましたが、対象となる道路で目標を上回る53.8%の交通量削減を達成したと発表しました。

規制に伴う渋滞は期間中15件で、初日の先月19日午前11時ごろ、中区の十日市交差点付近で発生したおよそ3キロの渋滞が最大だったとしています。

首脳たちが頻繁に移動したため、規制が長時間になったケースもあったものの、大規模な混乱や渋滞による事故もなかったことから、県警は、「県民・市民の理解、協力のたまもの。心より感謝申し上げる」としています。

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