レアル・マドリー、23-24新ユニ発表!復活の「オレンジゴールド×ネイビー」その意味とは

スペイン1部レアル・マドリーとキットサプライヤーのadidasは14日、2023-24シーズンに向けた新ホームユニフォームを発表した。

今回のキットでは懐かしい2色のコンビネーションが復活している。

Real Madrid 2023-24 adidas Home

レアル・マドリー 2023-24 adidas ホーム ユニフォーム

23-24新ホームユニフォームは、伝統のホワイトを基調にゴールドとネイビーを差し色に使用。襟はシンプルにラップオーバーだが、このスタイルは他メーカーの23-24モデルでも見られ、ちょっとしたトレンドとなっている。

背面首元には“Hala Madrid”(アラ・マドリー/マドリー万歳)をレタリング。これは新ユニのポイントの一つだ。

パンツとソックスはどちらもホワイトを基調とし、シャツと同じようにゴールドとネイビーを配する。

今回のゴールドは一般的な“金”ではなく、どちらかというとオレンジゴールドという色味。そこにネイビーを組み合せているが、古くからのファンならこの2色に「あのユニ」を即座に思い出したのではないだろうか。

オレンジゴールドとネイビーを組み合せたユニフォームとは、1998-2000シーズンで使用した胸スポンサー「Teka」時代のホームキットである。

ネイビーの襟にオレンジゴールドの3本線を走らせ、袖のスリーストライプスにもこの2色が使われていた。

今では完全にイメージが定着している「レアル・マドリー×adidas」のパートナーシップだが、その第1期は1980年から86年まで。その後、hummelとKelmeを経て再びadidasをコンビを組んだのは1998年のことだった。

このキットを着た98-99、99-00の2シーズンでレアルはラ・リーガ優勝こそないが、99-00シーズンはチャンピオンズリーグを獲得。また、98年12月に日本で行われたTOYOTAカップではバスコ・ダ・ガマ(ブラジル)を下し、1960年以来となる2度目の優勝を成し遂げた。

オレンジゴールドとネイビーについて、とくにクラブやadidasからの説明はない。だが、この2色は現在も続く第2期「レアル・マドリー×adidas」の原点を象徴する色。98年のパートナーシップ締結から2023年で25周年を迎えるが、そのタイミングでの再登場は偶然ではないだろう。

Real Madrid 2023-24 adidas GK

レアル・マドリー 2023-24 adidas GK ユニフォーム

新ユニフォームはフィールドプレーヤー用と同時にGKキットも登場。ダイヤ柄のようなグラフィックのシャツは23-24シーズンのテンプレート“Tiro Pro 23”で、これは今季のadidas契約クラブで共通使用となる。

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23-24新ホームユニフォームはクラブ公式ストアやadidasオンラインショップ他で販売中。気になる実戦デビューは、アメリカでミランやバルセロナなどと対戦するプレシーズンマッチを予定している。

レアで懐かしいユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!

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