石川県、航行船舶に注意呼びかけ 被害確認されず

 北朝鮮が15日、少なくとも2発の弾道ミサイルを発射し、石川県沖の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。県によると、被害は確認されていないという。第9管区海上保安本部(新潟)は航行する船舶へ注意を呼びかけた。

 県は漁協を通じて安否確認や情報収集を実施。ミサイルの発射を受けて危機対策課の担当者が出勤し、対応した。

 海保はホームページなどで船舶運航者やマリンレジャー愛好者らへ注意を呼びかけるとともに、石川県沖に巡視船を出して詳しい状況を調べた。

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