PGAとLIVゴルフ統合調査へ 司法省、独禁法違反疑いで

「LIVゴルフ」のロゴマーク(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米男子ゴルフのPGAツアーと超高額賞金ツアー「LIVゴルフ」の事業統合について、司法省が独占禁止法に違反していないか調査を始めると15日、ロイター通信がウォールストリート・ジャーナルを引用して伝えた。

 LIVは、人権軽視が問題視されるサウジアラビアの政府系ファンドの支援を受け昨年スタート。高額の契約金、賞金で大物選手を引き抜くなどPGAと対立していたが、6日に欧州ツアーを含めての統合が電撃的に発表された。

 スポーツ専門局ESPNによると、複数の上院議員が競争を阻害するとして司法長官に調査を求めていた。

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