6月14日、静岡県の富士山世界遺産課の職員が県内の大学生あてにメールを一斉送信した際、誤って全員のアドレス18人分を本文に貼り付けたまま送信していたことが分かりました。
県富士山世界遺産課によりますと、14日午後6時前、富士山世界文化遺産登録10周年事業に参加する県内の大学生18人にメールを一斉送信しました。
通常は個々のアドレスはわからないように一斉送信していますが、宛先を確認するために参加者18人全員のアドレスを一時的に本文に貼り付けました。しかし確認後、メールアドレスを削除しないまま誤って送ってしまったということです。
職員が送信後すぐに気づき、参加者18人に対してメールや電話ですぐに謝罪し、メールの削除を依頼しました。担当課は再発防止として、一斉送信する際は宛先や本文を再確認するなどとしています。
なお、この18人は世界文化遺産登録10周年を迎える富士山をPRするために学生からアイデアを募る企画に参加する学生でした。