北別府学さん死去「投げ方を子どものころ 真似した。しのびながら選手たちとプレーしたい」広島カープ 新井貴浩監督

チーム最多の213勝を挙げた元広島カープ投手の 北別府学 さんの訃報を受け、新井貴浩 監督が、マツダスタジアムで胸の内を語りました。

広島カープ 新井貴浩 監督
「闘病されていたことはお聞きしていたんですけれども、さきほど訃報をお聞きして、すごく残念です。わたしがまだ若いときに選手とコーチとしてでしたんですけれども、どんなときも淡々とどっしりしている方でした。わたしがカープに戻ってきたときにお会いしてごあいさつをしたところ、『がんばりんさいよ』っていうふうに優しく言っていただいたのを思い出します」

― 新井監督も少年時代から北別府さんの現役時代を見てきたファンの1人だと思います。
「わたしも小さなころから北別府さんが投げる姿を見てきましたし。また、北別府さんの投げ方を子どものころ、真似したりしていましたので。柔らかいフォームから精密機械のようなコントロール、すごく覚えています」

― 通算213勝など球団に大きなものを残された。
「偉大な先輩ですし、先輩をしのびながらプレーしたいなと思います。天国で北別府さんが見守ってくれていると思いながら、また、きょうから選手たちとプレーしていきたいなと思います」

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