北別府学さん死去「バッターに対しては絶対譲らないエースのプライドや闘争心があった」広島カープ 松田元オーナーも悼む

カープ黄金時代を支え、生え抜きとしてチーム最多の213勝を挙げた、野球解説者の 北別府学 さんが、亡くなりました。65歳でした。訃報に接した広島カープの 松田元 オーナーが報道陣の取材に応じました。

広島カープ 松田元 オーナー
「エースとして黄金期を支えてくれたピッチャーだった。(65歳は)若いよ。ビックリしている。(闘病中は)心配していたが、長いこと会っていなかった。いつだったか、日南のブルペンで会ったのが最後」

「(きょうの試合で掲げる)半旗は弔意と敬意を込めて。(北別府さんの背番号20は)ふさわしい人に受け渡している。自分からしたらエース、主力、中心の番号。昔のコーチは、『北別府ほど頼りになるピッチャーはいない』と言っていた。中4日でシーズンをきっちり投げる。その日は何も考えなくていいので、ありがたかったようだ。温厚そうだが、バッターに対しては絶対譲らない投げ方でエースのプライドや闘争心があった」

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