栃木県栃木市大平地区の「ぶどう団地」でブドウの収穫作業が本格化した。
生産農家57戸で組織するJAしもつけ大平町ぶどう組合組合長須藤勲(すとういさお)さん(68)方では計150アールで15品種のブドウを栽培しており、16日も早朝から作業が行われた。須藤さんと長男貴也(たかや)さん(34)の2人が、つややかな巨峰などハウス栽培の3品種計250キロを手際よく収穫した。
須藤さんは「3月の暖かさで実の育ちがよく、大きさ、色、糖度ともに良いものができた」と胸を張る。直売にも力を入れており「多品種を1パックにした商品もある。味の違いを楽しんで」と話している。
ぶどう団地での収穫作業は今月上旬にハウスものからスタート。8月下旬には露地ものの収穫が始まる。