1591人が結婚や同居を希望 北海道内の知的障害者調査

 北海道江差町の社会福祉法人「あすなろ福祉会」(樋口英俊理事長)が運営するグループホーム(GH)で、結婚や同棲を希望する知的障害者が不妊手術や処置を受けていた問題を受け、道が所管するGHの入居者8741人を対象にした実態調査で、回答者の3割に上る1591人が結婚や同居をしたいと思ったと答えたことが16日、道関係者への取材で分かった。周囲に相談した722人のうち185人が反対されたとしていた。

 回答したのは5123人。うち、子どもが欲しいと思ったことがあるのは1250人(24.4%)で、その1割の124人が相談相手に反対されたという。

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