妻のマイナカードに夫の顔写真 神戸市、再交付し謝罪

 神戸市は16日、西区の高齢夫婦に交付したマイナンバーカードについて、妻の分に誤って夫の顔写真を貼るミスがあったと発表した。夫のカードの写真に間違いはなかった。市はカードを回収、再交付し、謝罪した。

 市によると、昨年9月に夫婦が西区の出張会場でカード作成を申請。委託事業者が2人の顔写真を撮影し、タブレット端末で処理する際に写真の貼付を誤った。今年2月、妻のカードに夫の顔写真が貼られていると市側に連絡があった。

 市は「申請内容に誤りがないか確認を改めて徹底し、再発防止に努める」とコメントした。

© 一般社団法人共同通信社