警察官に「憧れのまなざし」 宇都宮大付特別支援学校と交流 県警察学校

児童生徒に警棒の使い方などを教える警察官

 宇都宮大付属特別支援学校の生徒と県警察学校の初任科生の交流会が16日、若草2丁目の県警察学校で開かれ、児童生徒33人と今春入校した警察官32人が親睦を深めた。

 子どもたちは体育館で、警察官が警棒などの装備を点検する様子を見学し、警察官は敬礼の仕方を実演しながら教え、交流した。パトカーの乗車体験も行われ、子どもたちは目を輝かせていた。

 初任科生の松本虹美(まつもとななみ)さん(18)は「生徒たちから憧れのまなざしを受け、警察官としての自覚が一層強くなった。この経験を生かして、困った人がどんな時でも頼りやすい警察官になりたい」と力強く語った。

 中学部3年小木曽佑太(おぎそゆうと)さん(15)は「普段は乗れないパトカーに乗れてとても印象に残った。警察官の仕事にも興味を持った」と笑顔で話した。

パトカーに乗って無線機の使い方を体験する生徒

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