●体長、体重 前年上回る見込み
神通川や庄川など富山県内の主な河川で16日、アユ釣りが解禁され、雨の中、待ちかねた太公望が早朝から釣り糸を垂らした。
初日は、15日夜からの雨で川が増水し、濁ったため、アユ釣りには厳しい条件となり、釣り人の姿は例年より少なかった。
高岡市の庄川では、熱心な愛好者が竿を並べ、釣果を競った。富山漁協は17、18日は天気が回復するとし「安全に釣りを楽しんでください」と呼び掛けた。庄川沿岸漁協連合会によると、今年は4、5月の気温が高かったことなどから、アユは平均体長、体重ともに前年を上回るとみている。
投網やてんから網などの網漁は21日正午に解禁となる。