イングランド代表は16日、ユーロ2024予選グループC第3節でマルタ代表とアウェイで対戦し4-0で快勝した。
予選2連勝でグループCの首位に立つイングランドは、3トップにサカ、ケイン、マディソンを並べた[4-3-3]の布陣を採用。中盤は右からアレクサンダー＝アーノルド、ライス、マウント、ヘンダーソンと配置し、最終ラインは右からトリッピアー、マグワイア、グエイ、ショーを起用した。
2連敗で最下位に沈むマルタに対し、立ち上がりから攻勢に出るイングランドは8分に先制する。アレクサンダー＝アーノルドのロングパスから右サイド抜け出したサカがボックス右深くから折り返しを供給すると、これがブロックに戻ったアパップのオウンゴールを誘発した。
先制点で主導権を握ったイングランドは28分、マディソンが供給したラストパスのこぼれ球をバイタルエリアで拾ったアレクサンダー＝アーノルドがボックス右手前からミドルシュート。これがゴール左に突き刺さった。
さらにイングランドは、直後の30分にもライスがミドルシュートでゴールに迫ると、相手GKが弾いたこぼれ球に反応したケインがラウマーのタックルで倒され、PKを獲得。これをケインがゴール中央に沈め、3点目を奪った。
後半に入っても主導権を握るイングランドは58分に決定機。相手ボックス手前でクリアミスを奪ったフォーデンのラストパスからケインにチャンスが訪れたが、飛び出したGKの上を抜くチップキックシュートはゴール右に外れた。
その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指す中、再びチャンスを迎えたのはイングランド。81分、ウィルソンの右クロスがボックス内のボルグの手に当たると、VARの末に主審はPKを宣告。これをウィルソンがゴール右に沈めた。
結局、試合はそのまま4-0で終了。終始危なげのない戦いを見せたイングランドが3連勝で首位をキープしている。
