盛岡中央高1年の小野寺俐和(りお)さんは8月、英国のリバプールで開かれるIBTF世界バトントワーリング選手権大会に出場する。男子では東北初の快挙。一流パフォーマーを目指す小野寺さんは大舞台での飛躍を誓い、「限界まで完成度を上げていきたい」と日々練習に励む。
静岡県で3月に行われた日本代表選考会のアーティスティックトワール男子ジュニアで4位、トゥーバトン男子ジュニアで5位に入賞し、世界大会2種目の切符を手に入れた。
アーティスティックトワールは約1分半の課題曲の中でバトンテクニックと身体表現を競う。体のしなやかさを意識し、曲調に合わせて表現。クライマックスは自分をさらけ出すイメージでダイナミックに演技した。