全国高校野球長崎大会 組み合わせ決定 7月6日開幕 49チームが熱戦

第105回全国高校野球選手権記念長崎大会の組み合わせ

 夏の甲子園出場を懸けた第105回全国高校野球選手権記念長崎大会の組み合わせ抽選会が16日、長崎県大村市のシーハットおおむらで行われ、出場49チーム(56校)の対戦相手が決まった。7月6日午後2時から長崎市の県営ビッグNスタジアムで開会式と諫早-長崎西の開幕戦を実施。23日まで熱戦を繰り広げる。
 シード校は今季の各種大会の成績で決定。上位から大崎、長崎日大、海星、鎮西学院、創成館、九州文化学園、長崎商、清峰の8校となった。
 第1シードで2021年選抜大会以来、夏は初の聖地を狙う大崎は開幕戦の勝者、第2シードで春夏連続甲子園を見据える長崎日大は佐世保高専-長崎北陽台の勝者と2回戦で対戦。昨年王者で3季連続の全国舞台を目指す第3シード海星は佐世保南-小浜の勝者、第4シードから初の頂点へ挑む鎮西学院は長崎北-松浦の勝者を迎える。
 開会式の選手宣誓は希望者による抽選の結果、国見と島原翔南、諫早商との合同チームで挑む口加の井上蓮主将に決定。大役を引き当てて「緊張するけど、49チームの代表なので、しっかりと堂々とやる。105回の大会が素晴らしい大会になるように自分がいいスタートを切りたい」と意気込んでいた。
 新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを5類に移行して初めての夏の大会。4年ぶりに声出し応援や鳴り物も全面解禁される。


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