半導体製造装置に333億円設備投資 キヤノン、宇都宮などの生産拠点で

 キヤノンが宇都宮市清原工業団地で建設を進める半導体製造装置の新工場や茨城県阿見町の生産拠点などに、総額約333億円の設備投資を行うことが16日、同社への取材で分かった。国内での「半導体露光装置」の生産能力を強化し、2026年4月の供給開始を目指す。経済安全保障推進法に基づき、経済産業省は同日、同社とグループ会社1社に最大約111億円を助成すると発表した。

© 株式会社下野新聞社