ファウラー単独首位 39位の松山英樹ら日本勢全4人が週末へ

リッキー・ファウラーが単独首位で決勝ラウンドへ(撮影/中野義昌)

◇メジャー第3戦◇全米オープン 2日目(16日)◇ロサンゼルスCC(カリフォルニア州)◇7423yd(パー70)

メジャー初優勝を狙うリッキー・ファウラーが通算10アンダーの単独首位で大会を折り返した。18ホールの大会最少ストローク「62」を記録した初日に続き、8バーディ、6ボギーの「68」とアンダーパーを並べた。

PGAツアー1勝のウィンダム・クラークが1打差の2位。さらに1打差の8アンダー3位にファウラーと同じ「62」を初日にマークしたザンダー・シャウフェレ、この日3つスコアを伸ばしたロリー・マキロイ(北アイルランド)がつけた。

日本勢は出場の4人が全員予選を通過した。1オーバー56位から出た永野竜太郎が6バーディ、3ボギーの「67」で回り、通算2アンダーの12位に浮上。桂川有人は「71」でイーブンパー、5月の「全米プロ」を制したブルックス・ケプカ、コリン・モリカワらと同じ30位で週末に進む。

2オーバー83位だった松山英樹は5バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「69」でまとめ、通算1オーバー39位。大会連覇がかかるマシュー・フィッツパトリック(イングランド)らと首位との差11ストロークを追う。

石川遼は1アンダー25位から3バーディ、4ボギー1ダブルボギー「73」とスコアを落とし、通算2オーバー49位に後退。世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン)、トミー・フリードウッド(イングランド)もカットライン上で予選をなんとかクリアした。

フィル・ミケルソン、ジョーダン・スピースは1打及ばず3オーバーで予選落ち。アダム・スコット(5オーバー)、ジェイソン・デイ(9オーバー/ともにオーストラリア)、ジャスティン・トーマス(14オーバー)らビッグネームも2日間で姿を消した。

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