パソコンの修理で電子マネーが…セブン2店員が特殊詐欺被害防ぐ「今後も助けたい」 別々の店舗、同一の内容

感謝状を受け取る松本千優さん(右)=埼玉県警久喜署

 市内コンビニエンスストアで特殊詐欺を未然に防いだとして、埼玉県警久喜署はセブンイレブン久喜鷲宮5丁目店の松本千優さんと、セブンイレブン久喜青葉4丁目店の長谷川ひろみさんに感謝状を贈呈した。

 同署によると、2人は5月、それぞれ高齢男性から「パソコンの修理で電子マネーが必要になった」と申し出を受け、不審に思い警察に通報するなど、詐欺被害を未然に防いだ。

 小久保和浩署長から感謝状を受け取り、松本さんは「詐欺ではないかと購入を中止させ注意喚起をしました。今後も同じようなことがあれば助けたい」と話した。

 同署は「パソコンを修理すると持ちかけ、電子マネーを要求する架空請求詐欺が多発している。電話で要求されても慌てず警察に相談してほしい」と呼びかけている。

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