世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級タイトルマッチ(24日・大田区総合体育館)の記者会見が17日、東京都内で開かれ、挑戦者の井岡一翔(志成)は「やるべきことはやってきた。理想はKO勝ち」と落ち着いた表情で話した。昨年大みそかの2団体王座統一戦で引き分けて以来の再戦で王者のジョシュア・フランコ(米国)と対戦する。
井岡は前回対戦後、世界ボクシング機構(WBO)からランキング1位だった中谷潤人(M・T)との対戦交渉を指令されたが王座を返上。「決着をつけたい気持ちが一番強かった」と再戦を望んでいた。フランコは「試合を支配し、明確に自分の勝利だと示したい」と語った。