「右SBを続ければ人生が無駄に…」 代表戦で中盤起用のDFアレクサンダー=アーノルド、ファンから称賛相次ぐ

[写真:Getty Images]

リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドに称賛が相次いだ。イギリス『サン』が伝えている。

16日、イングランド代表はユーロ2024予選・グループC第3節でマルタ代表と対戦。開始8分にオウンゴールで幸先よく先制すると、28分にはアレクサンダー=アーノルドがボックス手前からミドルシュートを突き刺して追加点をゲットする。

その後もFWハリー・ケイン、FWカラム・ウィルソンがそれぞれPKを沈め、格下相手にアウェイで0-4と難なく勝利。予選3連勝としたイングランド代表は首位をキープしている。

この一戦で大きな存在感を放ったのが、[4-4-3]のインサイドハーフで起用されたアレクサンダー=アーノルドだ。

もちろん本職は右サイドバックだが、ここ1~2年は守備対応の軽さがしばしば槍玉に挙げられ、持ち前の攻撃性能を最大限に活かすべく「中盤での継続起用を」という意見が叫ばれ続けてきたなか、ガレス・サウスゲイト監督が格下との一戦でテストする格好となった。

その結果、アレクサンダー=アーノルドはゴールを決め、フル出場で勝利に貢献。この活躍がSNS上で称賛を浴び、イングランドのファンからは「右サイドバックでプレーし続ければ人生が無駄になる」「一流の価値を示せるポジション」などと中盤での継続起用を求める声が多数上がっている。

今回の代表ウィークでは背番号「10」を与えられ、約2年ぶりに中盤でテストされたアレクサンダー=アーノルド。リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督の目にはどう映っただろうか。

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