レバンテとの210分間に渡る神経戦をラストプレーのPK弾で制したアラベスが1年で1部復帰《ラ・リーガ昇格プレーオフ》

[写真:Getty Images]

ラ・リーガ昇格プレーオフ決勝2ndレグ、レバンテvsアラベスが17日に行われ、0-0で90分を終了。延長戦の末、0-1としたアラベスがラ・リーガ昇格を決めた。

1週間前に行われた1stレグでは膠着のゴールレスドローで終えていた一戦。

アラベスが良い入りを見せた中、徐々にレバンテが持ち直し、押し込む展開としていく。

そんな中32分、アラベスに好機が訪れたが、左クロスにファーサイドのテナリアが合わせたシュートはゴールライン前のDFにカットされてしまう、

ハーフタイムにかけては互いにゴールに迫れず0-0で前半を終えた。

迎えた後半、立ち上がりにアラベスに好機が訪れたが、デ・ラフエンテのミドルシュートとルーズボールに詰めたリオハのシュートはいずれもGKフェメニアスの好守に阻まれる。

やや守勢のレバンテは62分にソルダードを投入。すると69分に好機。ルーズボールに反応したボックス手前のモンティエルが左足で一閃。枠を捉えていたが、ゴール前のDFにブロックされた。

77分にはボックス右でスルーパスを受けたソルダードが際どいシュートを浴びせたレバンテに対し、アラベスは80分に絶好機。ボックス左に侵入したレバシュがコントロールシュートを狙ったがわずかに枠を外れた。

結局、180分を通してゴールが生まれず決着は延長戦へ。その延長戦では前半9分にレバンテに決定機。FKの流れからルーズボールを拾ったデ・フルートスのボレーシュートがバーに直撃した。

延長後半は互いに動きなく、昇格の行方はPK戦に委ねられるかに思われた追加タイム。ボックス内での微妙なハンドがあり、VARの末にアラベスにPKが与えられると、これをビジャリブレが決めてアラベスが劇的勝利。

210分間に渡る神経戦を制して1年でのラ・リーガ復帰を果たした。

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