日本代表FW三笘薫が所属するブライトンは、エクアドルやパラグアイなどからも有望選手を引き抜いてきた。
『The Argus』によれば、日本人がレプリカユニフォームを買い占めたという話はどうやら誇張だというが、クラブが過去最高のグッズ販売数を記録しているのは確かだそう。
ただ、ブライトンを応援する海外のファンたちが、お気に入りの選手が移籍しても応援を続けるかは疑問が残るとしている。
ブライトンのCEO兼副会長のポール・バーバー氏は、お気に入りの自国選手たちが加入したことで興味を持つようになった外国のファンたちがクラブの財政に与える貢献度を数値化できるかという質問に「かなり難しい」と回答。そのうえで、こんな話をしていたそう。
「例えば、フラム戦の前に5人の日本人グループと出くわした。
彼らはかなり早くに来ていたので、私は立ち止まって話したんだ。
彼らは(ブライトンから500キロ以上離れた)ダラム大学の学生だと教えてくれた。
彼らは朝にフィアット500に乗り込んでやってきてくれた。三笘を見に来ただけでなく、ブライトンの推しチームにしてくれていた。
それぞれがブライトングッズの入ったバッグを持っていて、三笘のユニフォームも着ていたよ。
彼らは三笘が加入して以降、ブライトンと彼をチェックしてくれていた。
彼らは1試合位のためだけに来たわけではない。今シーズンに何試合か観に来ようとしてくれた。
三笘がいなくなっってもこのクラブを見続けてくれるか?」
「それは分からない。どのクラブも同じような状況がある。
一部はそうかもしれないが、大半はそうじゃないだろうね(三笘が退団したら一部はブライトンを応援し続けるが大半は離れる)。なぜなら、彼らは選手を応援する傾向にあるからね。
でも、我々にはエクアドルやパラグアイ、アルゼンチンのファンたちもいる。
アルゼンチンのユニフォームを着ている人と出くわすと、アルゼンチンから英国に来たブライトンファンであることも多い。
そういうファンたちが増えてくれるのを見るのは素晴らしいこと。すごいことさ」
ブライトンの試合を見に来た英在住の日本人大学生たちに出会ったことがあったとか。
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三笘が退団したらブライトンから離れてしまうかもしれないとしつつ、世界各国にファンが増えるのは素晴らしいことだと感じているようだ。