1人でお子さまメニューを食べるにはまだ早い、1~2歳の子連れにおすすめのレストラン&取り分けメニューを、100回以上パークに通う現役ママライターが紹介。
東京ディズニーランド&東京ディズニーシーの両方から、手軽に入れて味もおいしい、子連れ優勝レストランを3つずつピックアップ!
あると便利な持ち物、席数や立地などの詳細、大人メニューを取り分けたお子さま向けおすすめアレンジなど、役立つ情報が盛りだくさんの、完全保存版です。
離乳食完了期って?
離乳食完了期とは、一般的に1歳から1歳半(12~18か月)頃を指し、離乳食はこの完了期を経て、終了となります。
以降は幼児食と呼ばれる時期に入りますが、ほぼほぼ大人と同じものが食べられるようになるのは、乳歯が生え揃う3歳頃。
口腔内の発達もさまざまで、さらに食べムラやイヤイヤ期と重なる事もあり、子どもによって、食べているものにかなりバラつきがある時期になります。
取り分け?ベビーフード?離乳食完了期の外食は難しい!
一般的なお子さまメニューは、未就学児や小学生向けが多く、量もメニュー内容も、1~2歳児にはちょっとトゥーマッチ。
手軽にあげられる、市販の離乳食ランチボックス等も、だんだん食べてくれなくなります。
では、パパママのご飯から取り分けてあげよう! ということになるのですが、事前にメニューを見て、子どもが食べられそうなものがあるか調べたり、キッズチェアや子ども食器の確認など、子どもベースでお店を選ぶのも、なかなか大変。
吟味していざ入店した結果、「今日は気分じゃなーい! 」と、一口も食べないなんてことも、日常茶飯事だったりします…。
安心して食事が楽しめる!
東京ディズニーリゾート内のレストランは、テーマパークなだけあり、やはり全体的に子連れに優しい!
お子さま食器やキッズチェアなどのアイテムも、ほとんどのレストランで用意があります。
何より、周りも子連れが多く賑やかなので、お互いさま精神で、家族そろってゆったり食事を楽しむ事ができますよ。
取り分け時におすすめのアイテム
1. 離乳食はさみ(フードカッター)
その場で手軽に食材を細かくする事ができる、フードカッター。
ケース付きで持ち運びしやすいものが多く、麺類や茹で野菜、肉類から揚げ物まで、あっと言う間にザクザク切れます。
フォークやナイフでちまちま切るのも、お腹が空いて待ち切れない子どもの前では、なかなかしんどいもの。
取り分け時期にはほぼ必須と言ってもいい、お役立ちアイテムです。
2. 長袖タイプのお食事エプロン
パークでは、家族でのお揃いコーデや、キャラクターのバウンドコーデなど、気合の入ったお洋服が多いですよね。
万が一のための着替えも持って行くとは言え、なるべく汚したくないのが親心。
そのため、持ち運びしやすさ重視の簡易的な紙エプロン等ではなく、がっつり長袖タイプのお食事エプロンがおすすめ。
我が家は撥水のポケット付き長袖タイプ&サッと洗えて小さくたためるシリコンタイプの、ダブル使いで臨んでいます。
3. 食べ慣れたパンなど
今日は取り分けで! と大人が思っても、思い通りに行かないこともあるのが、この時期の特徴。
食べムラなども始まる時期で、昨日まで爆食べだったのに、今日は完全拒否…なんてパターン、全然あります。
全く食べてくれない事も想定して、普段食べ慣れているおやつパンなど、持ち運びしやすい食材を入れて置くと、親のメンタルも安定します。
おせんべいやゼリーなどのおやつ系でもいいですが、食事代わりになる炭水化物系だと、より安心ですね。
おすすめレストラン3選【東京ディズニーランド編】
チャイナボイジャー
ボリュームたっぷりのおいしい中華麺は、コスパも最高!
席数は決して多いほうではないですが、回転率が良いので、混雑状況によりますがそれほど待たずに入れることが多いです。
お役立ちアイテム、フードカッターで細かくした蒸し餃子(460円)と、豚角煮ライス(450円)のご飯を合わせ、チキンと海老の白湯麺(単品1,300円)のスープをかければ、栄養たっぷりの即席中華雑炊に。
スープの味の濃さは、水で薄めるなど、お好みで調節してあげてくださいね。
プラズマ・レイズ・ダイナー
席数が多く、ベビーセンターも近い「プラズマ・レイズ・ダイナー」は、子連れファミリーの利用率も高い、人気レストラン。
おすすめメニューは、ハンバーグ・オムライスボウル、チーズ添え(単品 1,160円)。
子どもの好きなものがギュッと詰まっており、星形のチーズやミッキー型のにんじんなど、かわいい見た目も楽しい!
フレンチフライポテト(280円)や、チキンテンダー&コーンチップス、チーズソース(550円)も、お子さまと一緒に楽しむ事ができます。
レストラン内にトイレがあるため、お洋服が汚れたり、オムツ漏れなどのトラブルも、すばやく対応可能!
ソファ席が多く、パパママがゆったり休めるのも、魅力のひとつです。
クイーン・オブ・ハートのバンケットホール
『ふしぎの国のアリス』の世界観に包まれた、かわいい内装も魅力の「クイーン・オブ・ハートのバンケットホール」。
コーンチャウダー(440円)、ミネストローネ(440円)などのスープ系は、単品でいただくのはもちろん、ライス(220円)をinして、リゾット風にしても。
チーズハンバーグ、デミグラスソース(1,650円)は、ハンバーグだけでなく、付け合わせのお野菜も取り分け向き。
食べやすいマッシュポテトやラタトゥイユ、茹で野菜もフードカッターで細かくしてあげれば、不足しがちなお野菜を簡単に食べさせることができます。
おすすめレストラン3選【東京ディズニーシー編】
カスバ・フードコート
おいしいカレーと、ダントツの席数で、子連れに優しい「カスバ・フードコート」。
ちょっと奥まった場所にあるので、比較的空いていて、手軽に入れるところも嬉しい。
チキンカレー(甘口)(900円)は、1~2歳のお子さまでも安心して食べられる、まろやかな味付け。
ライスとナンの両方が付いているので、ごはん派のお子さまも、パン派のお子さまも楽しめます。
カップサラダ(360円)のコーン、ミニトマト、ブロッコリーを取り分ければ、お野菜の摂取もバッチリ!
ピーチフルーチェ&ストロベリー(270円)で、デザートまでしっかりいただけますよ。
ヴォルケイニア・レストラン
火山の地熱で調理した、本格中華が魅力の「ヴォルケイニア・レストラン」。
パークの中心部にあるので、どのエリアからもアクセスが良く、利用しやすところも良い!
まずは、おこげとワンタンのスープ(420円)とライス(220円)を注文。
ワンタンとお野菜をフードカッターで食べやすい大きさにして、スープの中にライスをinすれば、ワンタン入り中華雑炊の完成!
まだ歯が生えそろっていないお子さまでも、やわらかくて食べやすい、おすすめのアレンジです。
チャーシューと卵のチャーハン(980円)も、お子さまが大好きな味で、取り分けにおススメのメニュー。
低アレルゲンメニューの用意があるのも、安心できるポイントです。
ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ
パーク入り口付近にあり、ベビーセンターも近く、席数も多い「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」は、子連れの強い味方!
クリーミースパゲッティ、ミートソース(750円)は、おそらく全世界のお子さまが大好きな味。
フードカッターで細かくしてあげれば、1歳前のお子さまでも楽しめると思います。
ミネストローネ、チーズクルトン添え(370円)は、不足しがちなお野菜を補いつつ、かわいい見た目でお子さまが喜ぶこと、間違い無し!
こちらも、低アレルゲンメニューの用意があるレストランとなっています。
以上、1~2歳の子連れにおすすめのレストラン&取り分けメニューをご紹介いたしました。
レストラン選びに悩んだら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※2023年5月時点の情報です。メニューやサービス内容は、変更となる場合があります。
(ウレぴあ総研 ディズニー特集/ いの)