粒子の細かい霧がふんわりと噴射される「ミストスプレーボトル」が、SNSでバズっているのをご存じですか?
化粧水を入れて持ち歩いたり、観葉植物の水やりに使用したりと、幅広い用途で使える便利さから、今注目度が高まっています。
今回は、そんなミストスプレーボトルの中でも、リーズナブルかつ使用感抜群と口コミで評価の高い「セリア」「カインズ」「ニトリ」の商品をピックアップ!
それぞれの違いや、実際の使用感を詳しくご紹介していきます。
【ミストスプレー】こんな使い方も!?超便利な用途を紹介
SNSでバズり中のミストスプレーは、美容だけでなくさまざまな用途で使用できる優れもの!
まずは、ミストスプレーボトルの超便利な使い方をみていきましょう。
ミスト化粧水用ボトル
ミストスプレーボトルに化粧水を入れれば、外出先やデスクワーク中でもサッとお顔の保湿ができるミスト化粧水に!
特に、細かい霧を噴射できる「マイクロミストタイプ」は、化粧水用ボトルに最適です。
マイクロミストは粒子が細かいため、メイクの上から吹きかけて程よく保湿でき、ティッシュで軽く押さえることで化粧崩れも防げます。
コンパクトなボトルなら、バッグに忍ばせて外出先のメイク直しにも使えますよ!
寝ぐせ直しミスト用ボトル
寝起きの寝ぐせ髪を水で濡らす際、服までベタベタに濡れてしまった経験はありませんか?
ミストスプレーボトルは、寝ぐせを直したいときにも便利!
適量を髪にピンポイントで吹きかけられるため、服が濡れたり洗面台まわりが水で濡れたりする心配もありません。
市販の寝ぐせ直しスプレーが使いにくい場合に、入れ替えて使うのもおすすめです。
除菌用アルコールボトル
近年、携帯する方が増えた「除菌用アルコール」。
小さめサイズのミストスプレーボトルにアルコールを詰め替えて、バッグに入れておけば、外出先で気になったタイミングで、その都度除菌できます。
ただし、アルコールを入れて使用する場合は、ボトルや商品パッケージの説明欄を読み、アルコール対応の商品であるかを必ず確認しましょう。
植物用霧吹きボトル
ミストスプレーボトルは、観葉植物やお花の水やり用ボトルとしても大活躍!
大量に注いでしまう心配がないため、お水をあげすぎてはいけない根腐れしやすい植物の水やりにも適しています。
おしゃれなボトルなら、お部屋の雰囲気を壊すことなく、観葉植物の横に並べておけるでしょう。
リネン・ルームスプレー用ボトル
ミストスプレーボトルは、リネンスプレーやルームスプレーとしても活用できます。
市販されているスプレータイプのルームフレグランスの中には、一ヶ所に集中して噴射されてしまい、寝具がなかなか乾かなくなってしまうことも…。
ミスト状に噴射されるボトルを使えば、まんべんなくフワッと吹きかけられ、「スプレーの跡がいつまでも消えない!」といった事態も避けられます。
【徹底比較】セリア・カインズ・ニトリのミストスプレーボトルを使ってみた!
それでは、ここからはInstagramやネット上で話題のミストスプレーボトルを実際に使って、噴射量や使用感を検証していきたいと思います!
【セリア】広がるミストスプレーボトル/110円(税込)
まずご紹介するのは、100円ショップのセリアの『広がるミストスプレーボトル』。
有名インスタグラマーさんが自身のSNSやブログで紹介し、売り切れ続出となったアイテムです。
筆者も実際に4店舗まわって、ようやく洗剤の詰め替え用ボトル売り場で発見しました!
本体のサイズは幅7.8cm×奥行き5.3cm×高さ25cm、容量は280ml。
「香水・除光液等アルコールを含んだものにはご使用できません」とあるため、除菌用アルコールはNGです。
濃度・粘度の高い液体はポンプ詰まりの原因になるとのことですので、アルコールを含まない化粧水や美容液なら使用できそうですね。
ボトルとヘッド部分が白で統一されていて、スタイリッシュな印象。
このデザインなら、インテリアの雰囲気を損なうことなく、観葉植物のそばに置いておけそう!
それでは、30cm離したところから噴射してみましょう。
トリガーを握って5回目で、細かいミストが噴出!勢いは◎。
70cm離れたところから顔に向かって噴射してもしっかりと届き、30cmの近距離での使用に比べて、よりふんわりと広範囲に広がりました。
トリガーの動きがなめらかで、ヘッド部分がちょうど握りやすいサイズ感のため、使い心地も抜群。
デザイン性も高いので、在宅ワークの方などは、いつでも手軽にお顔を保湿できるよう、デスク付近に置いておくのもいいですね。
【カインズ】高機能スプレー マイクロミスト 350ml/880円(税込)
次にご紹介するのは、カインズの『高機能スプレー マイクロミスト 350ml』。
観葉植物などが並ぶ園芸用品売り場で販売されていました。
本体のサイズは幅8cm×奥行き6.4cm×高さ25.5cm、重さは107.2g。
ヘッド部分の形状がセリアのものと似ていると思ってよく見てみると、なんと内部のメーカー名やロゴが同じ!
ボトル部分のみ、違う素材が使用されているようですね。
ガスの圧力で霧を噴出させるエアゾール缶とは異なり、ヘッド内部で霧が作られる構造になっているため、壊れて処分したい場合にも面倒な処理は必要ありません。
こちらのボトルは「水専用」で、注意書きにも「シンナーや科学薬品を入れないように」と明記されています。
それでは、トリガー部分のストッパーをはずして、さっそく使ってみましょう!
お水を入れて5プッシュ目で、細かい霧が噴射されました。
説明書きによると「超微粒子の霧が1プッシュで1.25cc噴出、最大飛距離は約70cm」。
ということで、30cm離れた距離から噴射してみました。
ワンプッシュでおよそ1秒間、勢いよく霧が噴出し、しっかりティッシュをとらえています!
70cmほど離すと広範囲に広がりますが、顔をめがけて噴射してみると、しっかりと顔全体に霧がかかりました。
試しに逆さで使ってみると、3回目までは霧が噴射されましたが、それ以降は使用できませんでした…。
「水専用」ですが、化粧水などを入れて使用される方も多いようです。
園芸用品として販売されているため、お庭の植物の水やりピッタリなのはもちろん、ミストが心地よく広がるため、お風呂上がりのボディケアなどにもおすすめですよ!
【ニトリ】マイクロンスプレー250ml/699円(税込)
最後にご紹介するのは、ニトリの『マイクロンスプレー』。
こちらは、女性をターゲットとしたホームファッション商品のみを扱う「デコホーム」の商品で、掃除用品売り場で販売されていました。
丸みを帯びた形からも、女性ウケを狙っているのが感じられるような気がします。
本体サイズは幅8.5×奥行6×高さ20cm、容量は250ml。
今回ご紹介した3商品の中で、最もコンパクトです。
ほかの2商品と大きく異なるのが「消臭芳香剤・アルコールにも使える」と明記されていること。
そして、内部の構造もセリア、カインズのボトルとは全く違います。
管が2つに分かれているのは同じですが、ニトリのボトルは、中にバネが仕込まれています。
ワンプッシュで3秒間ミクロの霧が持続するとのことですが、果たしてその真相は!?
さっそく30cm離したところから噴射してみましょう!
ふんわり!ミストが宙を舞うようにフワッと噴射されました。
ティッシュが濡れた範囲も、他の2商品より広いように感じます。
ただ、3秒は…といったところ。
70cm離して顔に吹きかけてみましたが、的をとらえるというよりは、フワッとミストに包まれる感覚でした!
「バネが入っているからトリガーが硬めかな?」と予想していましたが、レバーを引くのに必要な力は、他の2商品と大差ありません。
ミストがやさしく当たるため、繊細な観葉植物への水やりにはもちろん、ミスト化粧水用ボトルにもおすすめですよ!
ちなみに、同じヘッドでクリアボトルタイプの「細かいミストを噴射するスプレー 270ml」という商品もあります。大容量をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。
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セリア、ニトリ、カインズの3商品を実際に使用してみて、筆者がおすすめしたいのは…
・化粧水を入れて使用するならニトリの『マイクロンスプレー』
・植物の水やりやボディケアに使用するならカインズの『高機能スプレーマイクロミスト』
・デザイン性を重視するならセリアの『広がるミストスプレーボトル』
カインズとセリアの方が噴射の勢いが強く、ニトリの方がやさしい使い心地であると感じました。
1本持っておけば、中身を入れ替えてさまざまなシーンで活用できるミストスプレーボトル。
気になる方は、ぜひお近くの店舗でGETしてみてくださいね!
※数に限りがあります。商品入れ替えや売り切れの場合はご容赦願います。
※デザイン・価格・種類数は変更となる場合があります。
(ハピママ*/ 友理)