山形市のJR山形駅東西自由通路を活用したにぎわい創出などを狙い、JR東日本が主催する「やまがたエキナカマルシェ」が17日、同通路などで開かれ、来場者が村山地域の特産物などを買い求めた。
蔵王温泉の稲花(いが)餅、米粉パン、ホテルのスイーツ、サクランボなどが並んだ。「佐藤錦」はもちろん、大玉新品種「やまがた紅王」も人気で、来場者は「これが紅王か。大きいね」と興味津々だった。列車による荷物輸送「はこビュン」で仙台市から届いた朝採れの果物なども並んだ。山形市内から訪れた会社員海谷優紀さん(45)は「すごくにぎやか。さまざまな物が並んでいて楽しい」と笑顔を見せた。各種イベントも企画され、やまぎん県民ホールイベント広場にはキッチンカーなどが並んだ。
やまがた広域観光協議会が共催した。本年度は計3回予定している。