監督人事が混迷極めるPSG、ポルトのコンセイソン監督に接近か? アルテタ監督を狙うも可能性はなし

[写真:Getty Images]

監督人事が混迷を極めているパリ・サンジェルマン(PSG)だが、新たな候補が浮上している。フランス『RMC Sport』が伝えた。

リーグ・アンを連覇した一方で、悲願であるチャンピオンズリーグ(CL)は制覇できず。さらにアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスの退団が決定。ブラジル代表FWネイマールも移籍の噂が浮上するなど、今夏も市場を賑わせることとなりそうだ。

そんな中で1つの動きが。クリストフ・ガルティエ監督が1シーズンで退団する可能性があるとのことだ。

チームのプロジェクト変更を考えているPSG。ユリアン・ナーゲルスマン氏の招へいが噂されたが、交渉は破談。クラブがナーゲルスマン氏の要求の一部を受け入れなかったことが理由とされている。

そこで浮上したのが、ポルトのセルジオ・コンセイソン監督(48)。クラブは招へいに動いており、良い感触があるという。また、代理人のジョルジュ・メンデス氏がパリに出向き、PSGのナセル・アル・ケライフィ会長と会談する予定とのことだ。

コンセイソン監督は、ポルトと2024年夏まで契約。プリメイラリーガで3回、カップ戦で3回、リーグカップで1回の優勝を記録している。

昨夏もPSGの監督になる可能性があったコンセイソン監督。1800万ユーロ(約28億円)の契約条項があるとされており、新監督に就任する可能性が高いと見られている。

なお『RMC Sport』は、アーセナルのミケル・アルテタ監督にも関心を寄せているとのこと。リクルート部門を主導するフットボール・アドバイザーのルイス・カンポス氏がコンタクトを取ったようだが、PSGに行く可能性はほとんどないと見られている。

また、アル・ケライフィ会長は元選手でもあるボローニャのチアゴ・モッタ監督を高く評価しているとのこと。いずれにしても、ガルティエ監督の交代に動いていることは間違いない様子だ。

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