ウクライナのダム復旧へ技術支援 国交相、副首相に意向表明

G7交通相会合に参加したウクライナのクブラコフ副首相兼インフラ相(左)と会談し、名刺を交換する斉藤国交相=18日午前、三重県志摩市(国交省公式カメラ提供)

 斉藤鉄夫国土交通相は18日、先進7カ国(G7)交通相会合に参加したウクライナのクブラコフ副首相兼インフラ相と三重県志摩市で会談した。斉藤氏はウクライナ南部ヘルソン州のダム決壊に触れ、復旧に向けた技術的な支援を行う意向を示した。国交省は今後、ウクライナの要望を聞いて具体策を検討する。

 国交省によると、斉藤氏は「東日本大震災で被災したインフラの復旧で得た知見を生かした支援がしたい」と説明。クブラコフ氏は「日本のノウハウに関心があり、詳しく学びたい」と期待を示した。

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