【タイ】1~5月のEV登録、3万台を突破[車両]

タイ運輸省陸運局のウィーラウィサン副局長は15日、1~5月の電気自動車(EV)の登録台数(二輪車含む)が3万台を超え、前年同期比5.7倍の3万2,450台となった発表した。EV普及に向け2025年11月10日まで、新たに登録されたEVへの減税を行うことも明らかにした。バンコクビズニュースが伝えた。

ウィーラウィサン氏は、タイでは微小粒子状物質「PM2.5」による大気汚染が重大な社会問題になっていると指摘。PM2.5の発生源である排ガスの削減に向けてEVを選ぶよう、市民に呼びかけた。

減税は新規登録される新車のEVを対象に15日から開始した。自動車法で定められた年税額を80%引き下げ、重量1,800キロのEVセダンであれば年1,600バーツ(約6,470円)を320バーツに、重量1,800キロの個人所有のEVバンであれば年800バーツを160バーツなどとする。EVバイクは登録初年度のみ、年50バーツの税金を10バーツに引き下げる。

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