木造船もりおか丸、風受け爽快 盛岡で北上川フェスタ

もりおか丸に乗船し、笑顔で手を振る利用客

 北上川フェスタは17日、盛岡市の北上川と周辺で開かれた。多くの観光客が木造船もりおか丸やゴムボートに乗るなど、自然の魅力や舟運文化に触れた。

 全長7メートル、幅1.5メートルの木造船(12人乗り)は開運橋付近から上流に向けて出発後、夕顔瀬橋で折り返し、20分かけて2キロほど下流の明治橋付近へ。計60人が青空の下、心地よい風と水の感触を満喫した。

 盛岡地区かわまちづくり(舟運)実行委(海野伸会長)の主催。ゴムボートや渡し舟の運航、河川敷での乗馬体験なども人気を集めた。

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