【独自】 立川市 小中学校の校庭でくぎ4012本

都内の小中学校の校庭で相次いでくぎが見つかっている問題。立川市内の小中学校でくぎやフックあわせて4012本が見つかったと、TOKYO MXの取材に対し市の教育委員会が明らかにしました。

立川市教育委員会が、5月11日から6月8日まで市内の30の小中学校で目視と金属探知機による調査を行った結果、28校の校庭からあわせて4012本の金属製のくぎやフックなどが見つかったということです。くぎやフックは校庭に陸上のトラックを整備するために使われていたとみられるものなどで、これらによってけがをした事例は確認されていないということです。

現在、見つかったくぎなどは撤去されています。調査は、杉並区の小学校で今年4月に起きた児童が校庭から突き出たくぎでけがをした事故を受けて行われました。立川市の教育委員会は「今後子どものけがに繋がらないよう安全対策を徹底していく」としています。

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