スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督が、UEFAネーションズリーグ(UNL)初制覇を喜んだ。スペイン『アス』が伝えた。
18日、UNLファイナルズ決勝でクロアチア代表と対戦したスペイン。相手はカタール・ワールドカップ(W杯)3位という成績も収めており、チームとして非常に完成された難しい相手だった。
前回は準優勝に終わったスペイン。デ・ラ・フエンテ監督の手腕には賛否両論がある中。タイトル獲得で力を示したいところ。ただ、両者ともに慎重な入りを見せる。
お互いに攻撃を仕掛けるものの、リスクのあるプレーを選択せず。ゴールに迫るシーンはありながらも、ゴールレスのまま試合終了。延長戦でもゴールが生まれず、PK戦にもつれこむと、GKウナイ・シモンが2つのセーブを見せる大活躍。スペインが見事に初優勝を収めた。
試合後スペイン『TVE』のインタビューを受けたデ・ラ・フエンテ監督は「我々は選手たちの力を最大限に引き出してきた。我々は達成できたことに満足している」とコメント。「彼らに対する私の気持ちを説明する言葉はない。彼らはプロフェッショナリズムとワークグループ全体の手本を示してくれた」と、見事に優勝を収めた選手たちを称えた。
また、PK戦についても言及。クロアチアはW杯でもPK戦で躍動していたが、落ち着いていたと語った。
「PKに関してはとても冷静だった。落ち着いて蹴るように言った。彼らは我々にとってのチャンピオンであり、練習ではそれをしっかりと決めていた」
改めてタイトルを獲得したことを聞かれたデ・ラ・フエンテ監督は、次の活動、ユーロのことを考える必要があるとしながらも、今は楽しもうと語った。
「あと数日は休もうと思う。9月とユーロの出場権を考えなければならないので、残りは少ないが、まずはこのことを楽しんでもらいたい。素晴らしいことだ」