PSG残留を訴えるムバッペ「将来を決めるのは2024年」と1年後に再決断を明言、理由は「1年で多くのことが起こる可能性がある」

[写真:Getty Images]

去就が注目されているパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペだが、改めて自分の態度を明確にした。

PSGのエースであり、フランス代表のエースでもあるムバッペ。PSGとの契約は2025年夏までとされながら、実際には2024年夏までに加え、1年間の延長オプションであることがわかった。

そんな中、自身の去就が騒がしいことを受けて声明を発表した。PSGとの延長オプションを行使する気がないことを明かしつつ、新シーズンはPSGでプレーすると宣言していた。

ただ、この発言を受けてPSGが怒っているという報道が。延長オプションが行使されないのであれば、1年後にフリーで移籍される可能性があり、今夏の売却に躍起になっているとされている。

何を言っても注目が集まってしまうムバッペ。そんな中、フランス『Tele Foot』で再び自らの口でコメント。PSGに残ることはもともと言っていたことであり、移籍する気はないとのこと。また、1年後に決断をすると語り、延長オプションを拒否したわけでなく、現段階で決める気がないと主張した。

「僕は来シーズンもパリに残るとすでに言っている。このようなことが全て起こるずっと前に言っていた」

「次のシーズンはフランスに残り、自分の将来を決めるのは2024年になるだろう」

「1年の間には多くのことが起こる可能性がある。特にパリ・サンジェルマンのようなクラブではね」

自身を取り巻く環境、そしてクラブを取り巻く環境も短期間で大きく変わる状況。来シーズン以降もPSGに残る選択肢がないわけではないと語ったムバッペだが、PSGとしては残っても良いと思わせるしか道はなさそうだ。

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