ハンゲショウ、庭園を白く「化粧」 21日の夏至を前に見頃

葉が白く染まり、庭園を彩るハンゲショウ(滋賀県守山市赤野井町・大庄屋諏訪家屋敷)

 滋賀県守山市赤野井町の大庄屋諏訪家屋敷で、ハンゲショウが見頃を迎えている。白く染まった葉が曇り空でも映え、庭園を彩っている。

 ドクダミ科の多年草。名前は夏至(今年は今月21日)から数えて11日目を「半夏生(はんげしょう)」といい、そのころに花を付けることや、「半化粧」するからと言われる。

 同屋敷の庭園には元は池だった場所に群生している。心地よい風が吹き抜ける書院や主屋などからも眺められ、涼やかな雰囲気の中で楽しめる。訪れた家族連れは「きれいね」と楽しんでいた。

 入場料が必要。火曜休館。25日は鑑賞会を催し、この日は無料で入場できる。

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