黒田博樹さん「エースのDNAが体にしみ込んだ」 元広島カープ投手・北別府学さんの通夜に参列 新井監督・大瀬良・栗林ら

18日は、北別府さんの通夜が営まれ、新井監督や現役の選手たちも最後のお別れをしました。

北別府さんの通夜には、新井貴浩 監督や球団アドバイザーの 黒田博樹 さん、現役の選手からは 大瀬良大地 投手や 松山竜平 選手たちが参列し、北別府さんに最後のお別れをしました。

新井貴浩 監督
「まだ信じれないというか…、すごく残念ですね。北別府さんが天国からずっとわたしたちを見守っていくれていると思いながら、試合を日々、戦っていきたいと思っています」

黒田博樹 球団アドバイザー
「ぼく自身は、コーチと選手の間柄で同じユニホームを着させてもらいましたけど、ピッチャーとして、そしてエースとして、この体の中に本当にアドバイス1つひとつがDNAというか、そういうのになって、自分の体の中にしみ込んでいったし、それがあったから今の自分があると思いますし、また、北別府さんの遺志をこれからぼくたちが、また次の世代、次の世代へ継承していかないいけないなと、きょう、あらためてすごく思いました」

同じ鹿児島出身の選手からは…

北別府さんと同じ鹿児島出身 中﨑翔太 投手
「本当に地元にこういうスーパースターがいるというのが本当に誇りでしたし、そこに近づけていけるようにぼくもがんばれているのかなと思います」

北別府さんと同じ鹿児島出身 松山竜平 選手
「とにかく鹿児島の出身選手として1日でも長く、1年でも長く、プロ野球選手を続けるようにとにかくがんばってくれといつも言われていたので。球場に来ていただいたときもすごく気にかけてもらったので、早く元気な姿を見たいなと思っていたので、すごく残念です」

北別府さんと同じく「エース」と呼ばれる存在になった大瀬良投手は…

大瀬良大地 投手
「やっぱり、勝負に厳しく、勝ちにこだわる。そういうふうなお言葉であったり、そういう姿も見させてもらったので、まだまだ全然、及ばないですけど、少しでも一歩でも近づけるようにがんばっていきたいと思います」

同じ背番号「20」を背負う 栗林良吏 投手も活躍を誓いました。

栗林良吏 投手
「やっぱり同じ背番号として恥じない成績、恥じない姿を見せたいなと思いますし、今、自分ができることを、野球に集中し、野球で本当にいい姿を見せられるように全力で戦うことだと思うので、いい姿を見せられるようにこれからも努力して戦っていきたいと思います」

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