「もう2度とレンタルには行かない」伊東純也と共に活躍したバログンが自身の去就に言及…アーセナル残留か完全移籍か

[写真:Getty Images]

アメリカ代表デビューを果たしたFWフォラリン・バログン(21)だが、レンタル移籍はもうしないと言及した。イギリス『BBC』が伝えた。

アーセナルから今シーズンはリーグ・アンのスタッド・ランスへとレンタル移籍を経験したバログン。日本代表MF伊東純也の同僚でもあり、リーグ・アンでは21ゴールを記録。大躍進を果たした。

アーセナルのアカデミーで育ち、ミドルズブラへのレンタルも経験。2022年7月にファーストチームへ昇格すると、そのままレンタル移籍に出ていた。

そして、その活躍もありアメリカ代表から声が掛かることに。世代別の代表チームではアメリカとイングランドでプレーした中、A代表はアメリカを選択。6月にデビューを果たした。

そのバログンは、CONCACAF(北中米カリブ海)ネーションズ・リーグのカナダ代表戦に出場。ゴールを決めるなど2-0と勝利した中、試合後に自身の去就について語った。

「今後、どのような議論が行われるのかはわからない」

「何が起こるかはわからない。でも、僕は今に全力で取り組んでいる。今を生き続けるように努めている」

「もちろん、チームや家族と一緒にこの瞬間を楽しみたいとも思っている」

「1つ言えることは、もう2度とレンタルには行かないということだ」

2021年にアーセナルと4年契約を結んでいるバログン。今季の活躍を受け、その才能に目をつけているクラブも多い。

一方で、アーセナルのミケル・アルテタ監督もバログンの能力を認めるところ。ただ、クラブにはブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスがおり、負傷中は同じアカデミー出身のFWエディ・エンケティアが活躍。今夏はドイツ代表FWカイ・ハヴァーツを獲得しようと動いている状況であり、ポジションが確約はされていない。

言葉通りであれば、完全移籍するのか、アーセナルに留まるのかの二択。クラブとどのような話し合いをするのか注目が集まる。

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