ケガに泣いたリバプールFWジョタ、来季のリベンジを誓う「今季よりも確実に良い結果を」「タイトルを争う」

[写真:Getty Images]

リバプールのポルトガル代表FWジオゴ・ジョタが、来季への意気込みを語った。イギリス『Four Four Two』が伝えている。

2020年夏にウォルバーハンプトンからリバプールへと加入したジョタ。1年目は負傷離脱の期間もありながら、公式戦30試合に出場し13ゴールを記録。2年目の昨季はケガも少なく、公式戦55試合に出場して21ゴールを叩き出した。

しかし、2027年6月までリバプールとの契約を延長して臨んだ今季は、プレシーズンから負傷に悩まされ、公式戦28試合7ゴールという結果に留まった。ジョタ以外にも負傷者が続出したことからチームも苦しみ、イングランド史上初の4冠達成も見えていた昨季から一転、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の5位でシーズンを終えている。

ジョタはこの雪辱を果たしたいと考えているようで、来季のリベンジを誓っている。チーム状態も今季は理想的な状態ではなかったようだ。

「ここ数年、僕たちは常にそこ(上位)にいた。3シーズンは勝ち点90以上を獲得している。これは信じられないことだ。これほど多くの勝ち点を得て、(うち2回)リーグを制覇できなかったことは、もっと信じられないことだ。だから、僕たちの目標はそこだ。今シーズンよりも確実に良い結果を出して、タイトルを争うんだ」

「新しい選手を連れてきてチームをリフレッシュすることは、いつだって必要なことだ。それが僕たちのやってきたことだし、長い間一緒にいれば、状況は良くなっていく。でも、今シーズンはそのような状況になかった。それは事実だ。だけど、あれがどん底で、そこから立ち直り、再びタイトルを狙えるようになればいいなと思っているよ」

また、ジョタは個人的な目標も述べている。プレシーズンからコンディションを整え、2021-22シーズン以上のゴール数を記録したいという想いを明かした。

「その数字(21ゴール)か、それ以上のゴールを記録できるようにしたいね。昨シーズンは、イングランドサッカー界で最も成功したと言っても過言ではないほど、非常に成功したシーズンだった。そしてそれは僕にとっても素晴らしいことだった」

「リバプールから新契約を提示されたことや、長期に渡ってクラブに貢献できるのはとても嬉しいことだ」

「リバプールが僕を信頼してくれていることがわかった。それはとても重要なことだ。ピッチに出て素晴らしいパフォーマンスを発揮するために、自信を与えてくれる人たちが近くにいて、自分が安定した場所にいるというのを知るのも重要だ。この夏はプレシーズンをきちんとこなして、素晴らしいシーズンを送りたいね」

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