【タイ】EVプライマス、7月に中国「五菱」販売へ[車両]

中国・東風汽車「DFSK」ブランドの自動車をタイで販売するEVプライマスは、中国の上汽通用五菱汽車(SGMW)の「五菱(ウーリン)」ブランド車のタイにおける単独販売店に指名されたと明らかにした。7月にインドネシアから輸入する小型電気自動車(EV)「エアev」の販売を開始する。19日付各紙が報じた。

EVプライマスはSGMWのインドネシア法人、SGMWモーター・インドネシアと提携。同社がインドネシアで生産するエアevを五菱のタイEV1モデル目として輸入販売する。EVプライマスのピタヤ最高経営責任者(CEO)は、エアevと同じ中国小型EV「ボルト」などシティーEVと呼ばれる小型車販売での実績が評価されたとの認識を示した。

またピタヤCEOは、インドネシアでの累計販売台数が1万台超に上る世界的ブランドのエアev販売により、EVプライマスの金融機関やディーラー、顧客からの信頼感が高まることに期待を示した。

EVプライマスは、エアevの「スタンダードレンジ」「ロングレンジ」の2タイプを販売する計画。同モデルは3ドアの4人乗りで、充電1回の航続距離は各200キロメートル、300キロとなる。

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