フランス代表は19日、ユーロ2024予選グループB第4節でギリシャ代表をホームに迎え、1-0で勝利した。
3日前のジブラルタル代表戦を3-0と快勝して3連勝発進としたフランスは、ジブラルタル戦のスタメンから4選手を変更。GKメニャン、クンデ、ウパメカノ、コロ・ムアニがスタメンとなった。
ギアクマキスやマヴロパノス、ツィミカスらがスタメンとなった2連勝スタートのギリシャに対し、コロ・ムアニ、ムバッペ、コマンの3トップとする[4-3-3]で臨んだフランスが立ち上がりから押し込んでいく。
自陣に引くギリシャの守備に手こずっていたフランスだったが、25分に好機。ボックス左に侵入したムバッペのクロスをコロ・ムアニがヘッド。だがシュートは枠を捉えきれなかった。
その後も同様の展開で推移した中、44分にようやく決定機。コマンの浮き球パスをボックス右に走り込んだクンデがボレー。枠を捉えていたが、GKヴラチョディモスの好守に阻まれた。
ゴールレスで迎えた後半、開始4分にフランスはPKを獲得。テオ・エルナンデスのクロスにグリーズマンが合わせにかかると、マヴロパノスの高く上げた足が顔面に入り、PKとなった。
キッカーのムバッペのシュートはGKヴラチョディモスにセーブされるも、マヴロパノスがキック前にボックス内に侵入しており、蹴り直しが認められた。そして蹴り直しのPKをムバッペが決め、フランスが先制した。
そして69分、コロ・ムアニがディフェンスライン裏を独走したところをマヴロパノスに倒されると、マヴロパノスには一発レッドカードが提示され、フランスは数的優位となった。
そのフランスが終盤にかけては余裕の展開とした中、14分の追加タイムを消化してシャットアウト勝利。4連勝スタートとしている。