お父さんそっくり「似顔パン」 島原・くるみの家 父の日に感謝伝える

父親の顔そっくりのパンを作った子どもたちと父親=島原市、子育て支援センター「くるみの家」

 父の日の18日、父親をイメージした似顔パン作りが島原市新山2丁目の子育て支援センター「くるみの家」(土橋和子所長)であった。参加者は生地をこねながら和気あいあいと家族との時間を楽しんだ。
 くるみの家は、通常は月曜―土曜に開所。似顔パン作りは、父親に感謝の気持ちを伝えようと始め、2021年以降は父親も参加できるよう、日曜に開いている。
 この日は市内外から7家族計23人が参加。用意されたパン生地を、父親の顔のほか、好きなキャラクターなどに子どもたちが成形。卵黄を塗りオーブンで焼き上げてもらい完成させた。
 家族4人で参加した同市有明町湯江の荒木ひなたちゃん(5)=向陵保育園年長=は、父親の広之さん(33)の「メガネが良くできた」と話し「お仕事をいつもありがとう」と感謝のメッセージを伝えた。会社員の広之さんは「平日は仕事なので、ゆっくり関われて良かった。2年ぶりの参加だが、アンパンマンの顔を作れるようになるなど成長も見ることができた」と目を細めた。

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