WC準優勝を益子町長に報告 ソフトボールU23男子日本代表の大西選手

広田町長(左)に準優勝を報告した大西選手(中央)

 4月にアルゼンチンで開催された男子U23ソフトボールワールドカップ(W杯)に出場し準優勝した栃木県益子町在住の大西泰河(おおにしたいが)選手(22)=ホンダ=が16日、町役場を訪れ、広田茂十郎(ひろたもじゅうろう)町長に結果を報告した。

 大西選手は福井県出身。高校卒業後、芳賀町を拠点とするホンダの男子ソフトボールチームに入り、投手として活躍している。

 W杯で日本代表は予選リーグなどを勝ち抜いて優勝決定戦に進出したが、オーストラリアに0-1で惜敗し準優勝となった。

 大西選手は予選リーグ第5戦のニュージーランド戦で完封勝利するなど準優勝に貢献した。「(予選リーグ全勝が懸かる中で)抑えられたのがよかった」と振り返り、「高いレベルの選手が海外にはたくさんいた。変化球をもっと磨き、スピードも上げていきたい」と今後の抱負を語った。

 広田町長は「W杯に出場した選手が益子にいるのは子どもたちにとっても励みになる。今後のご活躍を期待する」と述べた。

 大西選手は今月25~28日に高知県で行われるアジアカップにも出場する予定。

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