東証、午前終値は3万3161円 一時200円超安

 20日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落し、前日終値からの下げ幅が一時200円を超えた。前日の欧州株式相場が下落した流れを引き継ぎ、売り注文が先行した。

 午前終値は前日終値比208円48銭安の3万3161円94銭。東証株価指数(TOPIX)は18.59ポイント安の2271.91。

 東京海上ホールディングスなど大手損害保険の銘柄が売られ、平均株価の下落を主導した。企業向け火災保険料で事前に価格調整を図った疑いで、金融庁から報告徴求命令を受けたと前日に判明したことが懸念された。

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