ヒュルケンベルグ「ロングランのペースと一貫性の課題が多いという現実を突き付けられた」:ハース F1第9戦決勝

 2023年F1第9戦カナダGPの決勝レースが行われ、ハースのニコ・ヒュルケンベルグは15位、ケビン・マグヌッセンは17位でレースを終えた。

■ニコ・ヒュルケンベルグ(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=15位(69周/70周)

2023年F1第9戦カナダGP ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)

 言うなれば、今日は間違った方向への一方通行だった。ある程度までは予想はしていたけどね。ただ、人はどうしても最善を期待してしまうものだから、そういう感想になるけど、実は前回のレースと比べれば、まだ良かったとも言える。要するに、ロングランのペースと全体的な一貫性に関して課題が多いという現実を、あらためて突き付けられたということだ。実際のところ、それこそが僕らの日曜のパフォーマンスの足を引っぱっているものなんだ。

■ケビン・マグヌッセン(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=17位(69周/70周)

2023年F1第9戦カナダGP ケビン・マグヌッセン(ハース)

 狙っていたポジションに走るには単純にペースが遅すぎたし、少なくともライバルたち以上にタイヤに関して苦労させられて、タフなレースになった。シングルラップでは本当に速いと思うし、それは今季何度も証明してきた。ただ、その速さを日曜にも維持するために、まだまだハードワークが必要だ。

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