従業員7人に計108万円支払わず 最低賃金法違反の疑いで食品加工会社を書類送検

従業員の給与を法律で定められた最低賃金以上の金額で支払わなかった疑いがあるとして、愛媛県の松山労働基準監督署は21日、愛媛県伊予市の食品加工会社と同社の代表取締役を松山地検に書類送検しました。

最低賃金法違反の疑いで書類送検されたのは、伊予市の食品加工業「EPOCK」と同社の代表取締役の男性(60)です。

松山労働基準監督署によりますと、同社では、去年12月から今年2月までの3カ月間、従業員7人の給与がそれぞれの支払日までに、法律で定められた最低賃金(愛媛県時給853円)以上の金額で支払われていなかった疑いがもたれています。

同社は、主にイカやユズなどを取り扱う食品加工会社で、支払われなかった金額は7人合わせて約108万円にのぼるということです。

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