中盤強化を望むニューカッスル、トナーリを新たなターゲットに

写真:ニューカッスルのターゲットとなっているトナーリ ©Getty Images

中盤の補強を目指すニューカッスルが、ミランのイタリア代表MFサンドロ・トナーリへの関心を強めているという。イギリス『デイリーメール』電子版が伝えている。

ニューカッスルはもともと、インテルに所属するイタリア代表MFニコロ・バレッラやレスターとの契約が残り1年となっているイングランド代表MFジェイムズ・マディソンの獲得を目指していた。

しかしバレッラの獲得には7000万ポンド(約126億5740万円)が必要なうえにインテルとの交渉は難しいものになると見られており、レスターが6000万ポンド(約108億4920万円)を求めているマディソンはトッテナムへの移籍が濃厚と見られており、こちらも獲得が難しい状況となっている。

そこでニューカッスルが新たなターゲットとしてリストアップしたのがトナーリで、ニューカッスル側は最初の入札額として4200万ポンド(約75億9440万円)を提示して交渉に臨むとしている。

トナーリは2020年9月に買い取りオプション付きの期限付き移籍でブレシアからミランに加入し、ミランは1年後にこのオプションを行使し完全移籍へと移行。ミランでは公式戦通算130試合7ゴールの成績を残しており、2021-22シーズンのセリエA制覇、2022-23シーズンのチャンピオンズリーグ4強進出にも大きく貢献した。

イタリア代表でも14のキャップ数を誇り、現在はU-21欧州選手権に参加するためU-21イタリア代表の活動に参加している。

トナーリのニューカッスル移籍が実現した場合、エディー・ハウ監督は彼をボランチに据え、現在そのポジションを務めているブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスを中盤2列目のポジションにコンバートさせるプランを練っているという。

ニューカッスルは2022-23シーズンのプレミアリーグで4位となり、2023-24シーズンのCL出場権を獲得している。

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