高速道死亡事故「近年、例を見ないペース」 広島

今年に入り広島県内の高速道路で死亡事故が多発しています。広島県警は「近年、例を見ないペース」だとして注意を呼び掛けています。

広島県警によりますと今年、高速道路で発生した死亡事故は21日現在で6件あり8人が死亡しています。年間最多だった1995年の20人に次ぐペースです。

3月には三原市の山陽自動車道下り線で、道路上に停車していた2台の軽自動車に大型トラックが相次いで衝突し、2人が死亡しました。

6月に入っても庄原市の松江自動車道で、対面車線を走っていた大型トラックと中型トラックが正面衝突し、2人が死亡しています。

県警は緊急会議を開催し、センターラインにワイヤーロープを設置することやサービスエリアなどでの広報活動を進めることを検討しています。

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