松山空港利用者数は一時300万人に達するもコロナ禍で76万人に落ち込む 今後の反転攻勢に注目

LCC・格安航空会社の「ジェットスター・ジャパン」は成田線の就航10周年を迎えました。

成田線就航以降の松山空港の利用状況を振り返ります。
成田線が就航した2013年度、松山空港全体でおよそ262万2000人が利用していました。

\--では、当時はどのくらいの路線があったのか?

国内便は、成田線のほか、東京・羽田、大阪・伊丹や福岡、愛知・中部など合わせて8つの路線が、また国際便はソウルと上海の2路線が運航していました。
その後も松山空港の利用者は徐々に数を伸ばしていき2017年度には初めて300万人を突破しました。

そして、2018年3月には札幌線が、翌2019年7月には台北線が就航します。
ただ、台北線就航の半年後、コロナ禍に突入しました。
新型コロナの感染拡大で運休が相次いだため2019年度の利用者が300万人を割り込むと、2020年度はその4分の1、76万人ほどにまで落ち込みました。

去年の秋には水際対策が緩和され、今年3月にはソウル線も再開されました。
昨年度の利用者は、およそ200万人にまで回復しています。

国内便は現在、7路線を運航しているほか、県は運休路線に関しても「再開に向け引き続き働きかけたい」とと話しています。

ベトナム線の開設もアプローチしているので、反転攻勢に注目です。

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