レヴァンドフスキ、2026年の現役引退を示唆

写真:バルセロナとの契約を全うしたいと話すレヴァンドフスキ ©Getty Images

バルセロナに所属するポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが母国ポーランドのメディア『Canal + Sport』のインタビューに応じ、自身の現役引退の時期について言及した。

これまでドルトムントやバイエルン、バルセロナと欧州トップレベルのクラブでリーグ戦通算500試合以上に出場し、数々の栄冠を勝ち取ってきたレヴァンドフスキだが、現在34歳とベテランの域に達している。

『Canal + Sport』のインタビューでキャリアについて問われたレヴァンドフスキは「僕の引退時期? それはそんなに遠い日のことではない」とコメントし、次のように続けた。

「恐らくバルセロナで自分のキャリアを終えることになるだろう。ここでは僕の家族も僕自身も非常に快適に生活している」

今夏、多くのフランス代表FWカリム・ベンゼマやポルトガル代表MFルベン・ネヴェス、フランス代表MFエンゴロ・カンテら多くのビッグネームがサウジアラビアへの移籍を決断しているが、レヴァンドフスキは同じ決断を下す可能性について問われ、こう答えた。

「サウジアラビア? バルセロナでプレーすることで得られる幸福感は日を追うごとに高まっている。自分にとって最適なクラブだと感じているから、バルセロナとの契約を全うしたいと思っているよ」

レヴァンドフスキとバルセロナの現在の契約は2026年6月までとなっている。この契約が満了を迎える時、レヴァンドフスキは37歳になっており、これまでの話を総合すると、この2026年6月が彼の現役引退のタイミングになる可能性が高いと言えるだろう。

一方で「この契約を終えたタイミングで、その後も現役を続けたいかどうかを自問自答し、どうするか決めていきたい」とも語っており、2026年7月以降も現役を続ける可能性があることを示唆した。いずれにしても、何も問題がなければ2026年6月までは「バルセロナのレヴァンドフスキ」を見ることができそうだ。

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