小国町の小国小と叶水小中の児童が13日、それぞれ学校近くの川でサクラマスの稚魚計約1500匹を放流した。子どもたちは、成長した姿が見られる日を心待ちにしていた。
小国小では2年生40人が参加。児童は町漁業協同組合(佐藤道信組合長)の担当者から、サクラマスは県の魚で、町内にはイワナやヤマメも生息していることなどの説明を受けた。稚魚が入ったバケツを受け取り「小さい」「かわいい」などと声を上げた。ゆっくりとバケツを傾けて計約千匹を横川に放つと、元気に泳いでいるかを見守った。仁科晴君(7)は「どんなふうに育つのか楽しみ」と笑顔で話していた。
同組合が県の委託事業として実施した。叶水小中では全校児童17人が参加して滝川で放流した。